マットを買うのをやめて見えてきたこと
結婚生活を始めてから少しずつ、物の整理をしています。夫と私のそれぞれが持っていて二つあるものは一つを処分したり、足りないものは買い足したり。
その中で、当初買おうと思っていたけれどやめたものがあります。
それは、玄関マットと洗面所マット。
なぜ買うのをやめたのか
最近、「必要以上に持たない暮らし」をしたいなとおぼろげながらに思い始めて、ミニマリストさんやシンプルライフを目指している方のブログを見ていました。その中でマット類は持ってないよー、という記事を発見しました。
確かに掃除の時はマットがない方が楽だし、管理の手間が省けるのは魅力です。
なくても大丈夫なら、買わないことにしようか??
と思い、やめることにしました。
買おうと思っていた理由は?
もともと、なぜその二つを買おうとしていたかを考えてみると、それほど明確な理由はありませんでした。
玄関マットについては、
- あるとちゃんと家の備品をそろえたような気がする
- 靴を脱いだあとスリッパに履き替える前に、一旦マットに乗ったほうがいい気がする
洗面所マットについては、
- はねた水で床が濡れるのを防げる
- 足元が冷たいのを緩和してくれる
この中には、確かにあったほうがいいかなと思う点もありましたが、気持ちの問題だったり、ほかの方法で何とかなることだったりします。
買うのをやめて思うこと
余計なものを置かないので掃除機をかけるときの面倒くささはないし、洗濯など管理の手間がないのはやっぱりメリットです。
それから、買わないことを決めたことによって、気持ちがラクになりました。
これは思わぬ効果だったのですが、「あれを買わなきゃいけない」と考えていることが負担になっていたのかなと思います。
今は移動手段が限られているので行きたいところに自由に行けないし、東京に比べると格段にお店が少ないので、出かけたときにできるだけ用事を済ませたいという気持ちがあります。
そんなときに、
- 何か買わなきゃいけないものなかったっけ?と思い出してそれを探すこと
- いいものが見つからないときの疲労感
- 買わなきゃいけないことが思い出せなくて見ずに帰って来てしまったときの落胆
などに知らず知らずのうちに振り回されていたのだと思います。
買うのをやめたことで、マットのことはもう探さなくていいんだ、とすっきりしました。
いま持っているものを減らしていくことも必要だけれど、もともとそれらはいつか買ったりもらったりしたタイミングがあります。増やさないようにするという水際作戦が、気持ちの面でもメリットがあるというのは新たな発見でした。